6月4日～10日の歯と口の衛生週間に行われておりました「歯と口の健康週間行事」が、新型コロナウィルス（CＯＶＩＤー19）の影響で2年間行う事が出来ませんでした。
今年は、その代替え案として西条市歯科医師会から、各診療所に歯ブラシ100本、ブ
ラッシング指導用冊子100冊を配布し、各診療所から歯ブラシと冊子を各家庭に持ち
帰って頂くことで、コロナ禍でもどうにか地域の皆様に啓発活動を展開することが出
来ました。今年の啓発テーマは、「正しい歯みがきのしかた」です。

「歯ブラシの当て方を変えるだけで、口臭が軽減された気がして、日常生活を快適に
過ごせるようになった」「歯肉の腫れが治まり、出血が減少した」などの評判も良く、お渡しした患者様から大変感謝されました。
家庭での歯ブラシ習慣を見直す良いきっかけになったと思います。
私自身も、ブラッシング指導用冊子を見て、知識を深め、大変有意義な勉強をさせて
頂きました。

人生100年時代、健康的で長生きする為には、歯が大切です。
いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れからです。
今回の啓発活動を通じて地域の皆様に歯と口の正しい知識を広げ、歯を守るために
定期的に歯科健診に行くという意識を持って頂く事で、歯の寿命を伸ばし地域の皆様
の健康増進に寄与する事が出来たらと思っております。
また、今後は８０２０運動」に『オーラルフレイル』という新たな考え方を加え、地域の皆様の健康長寿をサポートしてまいりたいと考えています。