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治療内容の説明は、専門的になり難しいかもしません。詳しくは、かかりつけの歯科医院でお尋ね下さい。

 (治療の流れ)

1.モチベーション(“動機づけ”と訳します) : 治療を成功させるためには、患者さんの理解と協力が必要です。歯周治療を始める前に、よく説明し了解を得ることが大切です。

 ①歯周病の原因
 ②現在の状態(検査結果の説明)
 ③治療の説明と同意(治療期間・費用など)
 ④家庭療法の大切さ

 モチベーションとは“動機づけ”と訳されます。日常の生活習慣や行動を改善させ、かつ持続させるための動機を与える“教育心理学用語”です。モチベーションにより患者さんの“コンプライアンス”(協力度)を高めるのに大変重要なステップです。

2.プラークコントロール : 歯周病の主要な原因であるプラークの付着をコントロール(制御)することで、歯周治療の基本です。

3.スケーリング : “除石”とも言います。歯石は歯に付着したプラークが唾液中のカルシュウムにより石灰化したものです。歯石の表面は粗造なため“プラーク付着因子”となります。
 スケーリングの目的は、“プラーク付着因子”である歯石を取り除いて、プラークコントロールの成果を高めることです。

4.ポケット除去療法 : 歯肉からの出血がない・歯の動揺が改善された・ポケットが3mm以下に改善された  この様な状態に回復すれば一般的に“治癒”とみなされます。
 しかし、プラークコントロールやスケーリングで、充分に効果が得られない場合もあります。ポケットが減少しない時は、局所麻酔をかけポケットを形成する歯肉を除去します。
 歯周治療の大きい目標は、ポケットの改善です。ポケットが改善されれば、歯ぐきからの出血や歯の動揺もなくなり、治癒となります。

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